赤川詩織 #1「食事と運動」

はじめまして!赤川 詩織と申します。

私の職業はダンサーです。札幌でバレエ教室を主宰している母親の元に生まれ、幼少期からずっと踊りながら育ってきました。

バレエというとトゥシューズを履いて爪先立ちで踊る場面をイメージすると思いますが、私の専門はクラシックバレエから派生したモダンバレエというジャンルで、「現代舞踊」や「コンテンポラリーダンス」とも呼ばれ裸足で踊ります。芸術性が高く、表現に無限の可能性があるこのダンスが私は大好きです。

小学生のときはただ楽しく夢中になって踊っていたのですが、中学生になって進路を考えはじめた頃に、将来は母を継いでバレエの先生になりたいと具体的に考えるようになり、振付けのテクニックや指導法について学びはじめました。23歳になって初めて自分のクラスを受け持ったのですが、まだ指導者として未熟だった私を純粋に慕ってくれた生徒たちと、温かく見守ってくださった保護者の皆さんのおかげで、ダンスを通じて共に成長する喜びを知ることができました。

今ではバレエ歴30年を超え、様々な年代の生徒たちに指導をしながら自分のダンスを追求するべく舞台活動にも積極的に取り組んでいます。

バレエは敷居が高いと感じる方も多いと思いますが、最近ではスポーツクラブなどでも一般の皆さんの健康を重視した初心者バレエやストレッチの講座も増えてきました。

私の担当しているカルチャースクールでも、ゆったりとした柔軟体操にバレエの呼吸法を取り入れたカリキュラムで60〜70代を中心とした女性の皆さまに好評を得ています。

さて、私はこれまで踊りを続けるために美しい身体作りを意識して様々な取り組みを行ってきました。ただ細いだけのスタイルを美しいとは考えておらず、健康的であることが重要だと考えています。その健康的な身体とは運動だけで作られるものではなく「食事」が大きなポイントになってきます。

プロポーションの整ったスタイルを手に入れる為といっても、無理なダイエットや偏った食事では栄養素のバランスが崩れ、活動のエネルギーが低下するだけではなく、集中力や筋肉量も落ちてしまい良いパフォーマンスをすることができなくなってしまいます。

毎日の食事の中で、余分な脂肪分や糖分を控えてヘルシーでバランスの取れた栄養素を効率良く摂ることで、体調を崩す事なく元気に動ける身体をキープすることが出来ます。

そのような考えの中で私は、「質の良い運動の為の効果的な食事」というテーマで勉強を始め、昨年アスリートフードマイスターの資格を取得しました。

アスリートフードマイスターとは、アスリートのパフォーマンスを最大化するために年齢別・競技別・タイミング別に最適な食事のプログラムを提供する資格です。

強い身体をつくるトレーニング期とエネルギーを消耗する試合期で必要となる栄養素の違いを知ることで、日常から食事で取り入れる栄養のコントロールが重要だと学びました。

現在はストレッチの技術とアスリートフードマイスターの知識を活かし、オリンピック出場を目指す女子カーリングチーム「北海道銀行フォルティウス」のスタッフとして、ストレッチ指導をしながら大会期間中の食事のサポートを行う機会をいただきました。

バレエの先生になる!との想いでただ真っ直ぐに進んできた私でしたが、ダンサーとして得た経験を食事に繋げることで、活動のフィールドが舞台芸術からスポーツの現場へと広がっていきました。思いがけない新しい世界での経験が今後楽しみでしかたありません。

赤川詩織

赤川詩織

1987年より赤川智保モダンバレエスタジオで赤川智保に師事。2008年よりスタジオの代表に就任。スタジオ開設以来、海外公演を含む全ての公演に出演。公演の企画・演出・振付・音楽編集・衣裳製作を手掛け、ダンスやストレッチのワークショップなど外部指導も積極的に行っている。

●(一社)現代舞踊協会会員及び認定舞踊指導者資格取得
●豊平区文化団体協議会会員
●総合学園ヒューマンアカデミー札幌校 パフォーミングカレッジ ダンス講師
●道新文化センター バレエストレッチ講師
●日本スポーツ協会スポーツリーダー
●カーリング女子チーム「北海道銀行フォルティウス」ストレッチコーチ
●アスリートフードマイスター
●2019年度日本オリンピック委員会強化スタッフ(カーリング)